HOME生活感想ダイイング・アイ:東野圭吾

ダイイング・アイ:東野圭吾

交通事故を起こしてから記憶を一部失ってしまった主人公。
やがて自分が事故をしてしまった時のことを調べ始めます。
すると、謎の美女が主人公の前に現れます。
どうやらその美女は自分が事故で殺害してしまった女性に似ていることがわかってきます。
この事故の真相な何だったのか?
謎の美女は、事故死したと思われていた女性だったのか?
なぜ復讐をするわけでもなく、自分の前に現れたのか?

というストーリーで、徐々に事故のことが判明していく中、この女性が何者であるのかということが明かされていきます。

途中までは面白かったのですが、女性の正体などがわかっていくうちに、なぜこの女性はこんな行動をとっていたのか、というところに疑問がわいてしまい、いまいち、オチにスッと納得できるものが足りない気がしました。
ちょっと不気味な要素を加えることでスリリングさを演出したのかもしれませんが、その回収がうまくできずに終わったな、という印象。

それでも、東野圭吾という人の本は、パターン化されすぎておらず、どの本も次の展開が気になりながら読めるのがよいところです。
作家によってある程度パターン化されているのはもちろんなのですが、東野圭吾という作家は、ともするとオーソドックスな展開ともいえるのですが、実はそれが一番読みやすく、どの本を読んでも新鮮な気持ちで読むことができるのかな、と思います。

関連記事

さかなのこ(映画)

さかなクンの自伝「さかなクンの一魚一会~まいにち夢中な人生! 」を元に映画化したものが「さかなのこ」です。 最初、映画館の広告でこれをみたときに、おもしろそうだなと思いました。 短期間に再び映画館に行…続きを読む

DC がんばれ!スーパーペット(映画)

「DC がんばれ!スーパーペット」は、ワーナーブラザーズのCGアニメ映画です。 この映画も、他の映画を見ているときに流れた広告を見て、子供が「今度はこれを見たい」といったのがきっかけで、ある暇な休日の…続きを読む

パレートの誤算:柚月裕子

「パレートの誤算」は、NHKのドラマ化もされたということなのできっと面白いのだろうと思い読んでみました。 パレートとは、「パレートの法則」を考えたイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートの名前です。 …続きを読む

55歳からのハローライフ:村上龍

サスペンス続きだったので、別の話を、と思い手に取ったのが「55歳からのハローライフ」です。 定年を前に仕事を辞めた人、仕事をなくした人たちの、これからどうしようか、という困惑とそこから前向きになる過程…続きを読む

ゴーストブック おばけずかん(映画)

映画館で本編を見る前にやっている予告編を見ているときに、このゴーストブックが流れ、実写であることで面白そうだなと思い、子供に薦めて見に行ってみました。 出演に新垣結衣が出ているところも売りなのでしょう…続きを読む

ソロモンの偽証:宮部みゆき

映画化されてもいるし、前からあるなとは思っていたけれど、3部作(文庫本だと6冊)のため長いからなかなか手を出せずにいた、ソロモンの偽証を読んでみました。 映画も見たことはないのですが、あらすじで学校内…続きを読む

13階段:高野和明

「13階段」は映画にもなった有名な小説です。サスペンス物ということで読んでみました。 主人公は過去に不慮の事故で相手を死に至らしめてしまった、三上という青年です。彼は刑務官の南郷に誘われて、死刑囚の冤…続きを読む

連続殺人鬼カエル男:中山七里

数年前に動画配信サイトの無料枠で「連続殺人鬼カエル男」というドラマが配信されていました。 そのときに興味がわいたものの、結局見ないでそのままにしてしまいました。 それからしばらくして、その原作が小説と…続きを読む

まっしょうめん!:あさだりん

わたしの息子が剣道をやってみたいということで道場に通い始めました。 といってもいつまで続くかわからないので、まずは竹刀だけ買って習わせています。 竹刀は消耗品のため、特に小学生用などは2000円程度で…続きを読む

すべてがFになる:森博嗣

「すべてがFになる」は、過去に両親殺害を疑われる天才科学者の殺害がどうして起こったのか、を解決していく話です。 テンポよく話が進むため非常に読みやすいと感じました。 違和感があったのは、登場人物のほと…続きを読む