ダイイング・アイ:東野圭吾
交通事故を起こしてから記憶を一部失ってしまった主人公。
やがて自分が事故をしてしまった時のことを調べ始めます。
すると、謎の美女が主人公の前に現れます。
どうやらその美女は自分が事故で殺害してしまった女性に似ていることがわかってきます。
この事故の真相な何だったのか?
謎の美女は、事故死したと思われていた女性だったのか?
なぜ復讐をするわけでもなく、自分の前に現れたのか?
というストーリーで、徐々に事故のことが判明していく中、この女性が何者であるのかということが明かされていきます。
途中までは面白かったのですが、女性の正体などがわかっていくうちに、なぜこの女性はこんな行動をとっていたのか、というところに疑問がわいてしまい、いまいち、オチにスッと納得できるものが足りない気がしました。
ちょっと不気味な要素を加えることでスリリングさを演出したのかもしれませんが、その回収がうまくできずに終わったな、という印象。
それでも、東野圭吾という人の本は、パターン化されすぎておらず、どの本も次の展開が気になりながら読めるのがよいところです。
作家によってある程度パターン化されているのはもちろんなのですが、東野圭吾という作家は、ともするとオーソドックスな展開ともいえるのですが、実はそれが一番読みやすく、どの本を読んでも新鮮な気持ちで読むことができるのかな、と思います。
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