HOME生活感想ゴジラ-1.0(映画)

ゴジラ-1.0(映画)

ゴジラと言えば日本が誇る怪獣映画です。
多くはゴジラが現れて町を破壊するため、どうやって追い払うか、ということをテーマとして描かれるか、もう一匹別のモンスターが現れて、それをゴジラが撃退する、という話になりますが、ゴジラ-1.0は、前者です。
舞台は戦後間もない日本で、主人公は神木隆之介演じる、特攻隊に選ばれながら死にたくないために飛行機の車体に故障があると偽り逃げてきた設定です。

この映画はゴジラというよりも人に焦点を当てているように感じました。
人間関係や、死生観や、家族を持つということ、その中でどのように心境が変化していくか、といった感じで。
もちろんクライマックスはゴジラとの戦闘になるのですが、その戦闘の先にある結末の方がメインになっています。ある意味、ジョーズなどのパニック映画の範疇でもあるのですが、それだけでない人間模様が描かれているところがよいのだと思います。
その部分が大きく扱われているために、子ども向けというよりも大人向けになっていると感じる部分もあります。
そして、ゴジラのやばさも存分にみせつけられます。
ゴジラ映画といえば記憶に新しいのはシン・ゴジラで、そちらも見ごたえのあるゴジラでしたが、このゴジラも攻撃するときの準備段階の恐ろしさや攻撃の凄まじさなどが十分に表現されていると思いました。
そして神木隆之介もよい俳優だと感じる作品でした。

関連記事

さまよう刃:東野圭吾

東野圭吾はガリレオシリーズや新参者シリーズなど、テレビや映画化もされた人気作品を多くもつ、言わずと知れた超有名作家なので、もうテレビで見たことあるし、後回しでよいか、などと勝手に思っていて読んでいなか…続きを読む

砂の城:荻原浩

会社を解雇され、離婚をし、家もなくなった男が行き着いた先はホームレス。 彼は、公園で寝泊まりするようになりますが、そのうちに、公園の隅でいつも占いをしている男に話しかけるようになり、占いの客引きを始め…続きを読む

黒祠の島:小野不由美

黒祠とは、明治時代の祭政一致政策の折に様々な神を統合して再編成しようとした際に、統合を免れて、その地域で独自の宗教となったものを意味します。黒祠=邪教というとらえられ方もします。 そのような独自の宗教…続きを読む

殺人鬼フジコの衝動:真梨幸子

サスペンス物を読むのが楽しくなってたどり着いてしまった一冊、それが「殺人鬼フジコの衝動」でした。 この本、だいぶ胸糞悪くなる描写が多いです。 とにかくフジコの生い立ちが酷いし、学校でのいじめも酷いです…続きを読む

ブレイブ・ストーリー上中下:宮部みゆき

小学生低学年から中学年にかけての子どもに、本を読んでほしいと願う家庭で起こる問題の一つが、「かいけつゾロリから抜け出せない問題」だそうです。 いかにゾロリが偉大であるかの裏付けでもあるこの問題、本を自…続きを読む

死刑にいたる病:櫛木理宇

前に、「死刑にいたる病」という映画が公開されるというCM(現在は既に公開は終わっています)を見たので、原作本を読んでみました。 死刑判決を受けた連続殺人犯が、一件だけ自分の罪ではない、ということで、そ…続きを読む

野生のロボット:ピーター・ブラウン

野生のロボットは、子供向けの本です。 うちの子に読ませたら読むのではないか?と考えて手に取りました。 うちの子は、なかなか本を積極的に読まず、漫画やゾロリなど読みやすいものばかりを読んでしまいます。も…続きを読む

砂の女:安部公房

昆虫好きの主人公が、昆虫採集のために砂丘にいったところ、砂丘にあいている砂の穴の底に連れていかれ、そこから脱出できなくなってしまう、という不思議な話です。 砂に囲われた盆地、というよりはほぼ穴という感…続きを読む

半落ち:横山秀夫

横山秀夫という作家の本はこれで2冊目です。 ここまで読んだ感想としては、この人の本はとても読みやすいということです。 一番最初にナゾとされている問題提起があり、そのオチに向かって突き進んでいくスタイル…続きを読む

桜ほうさら:宮部みゆき

「桜ほうさら」は上下巻からなる宮部みゆきの時代小説です。 剣の腕は大したことはないけれど、文筆には覚えのある心優しい侍が主人公、古橋笙之介です。 自分の父親が陰謀に巻き込まれたことを知らされ、架空の田…続きを読む