野生のロボット:ピーター・ブラウン
野生のロボットは、子供向けの本です。
うちの子に読ませたら読むのではないか?と考えて手に取りました。
うちの子は、なかなか本を積極的に読まず、漫画やゾロリなど読みやすいものばかりを読んでしまいます。もっと活字に親しむことで語彙を増やしたり、思考力を鍛えたりしてほしいと思っているのですが、なかなかうまくいきません。
しかし、野生のロボットは、結構分厚い本なので、最初はあまり気が進まないようでしたが、一度読み始めたら「面白い」と言い、夢中で一気に読んでいました。
銭天堂を読んだ時も「面白い」と言って一気に読んでしまっていたので、どうやらこの本にも共通する何かがあるのだろうと思います。
ストーリーは今より未来の世界で、あるときロボットを載せた貨物船が難破し、無人島にロボットが打ち上げられるところから始まります。
そこでやがて無人島で生息する生き物たちと交流をしていく…という話です。
この本、ストーリーも面白いのですが、1章がとても短く、短いもので1ページ、多くは3~5ページ程度で区切られているため、読みやすいというのが最大の特徴です。
銭天堂も1話が20ぺージ程度で終わるので、共通して言えることは、話が簡潔でサクサクストーリーが進むこと、区切りが短くなっているのでむしろその後の展開が気になってしまうことでしょうか。
これがうちの子が夢中になって読んだ理由のようです。
野生のロボットにはその後を書いた「帰れ野生のロボット」があります。
こちらの本も夢中になって読んでいましたので、なかなか活字に移行してくれない子供にお薦めです。
関連記事
ワンダー:R・J・パラシオ
初夏に本屋に行くと、若年層のコーナーには、夏休みの読書感想文用に推薦図書が並びます。 ワンダーはその中に、5・6年生用ということで置かれていました。 全く内容は知らなかったのですが、表紙が気になって少…続きを読む
55歳からのハローライフ:村上龍
サスペンス続きだったので、別の話を、と思い手に取ったのが「55歳からのハローライフ」です。 定年を前に仕事を辞めた人、仕事をなくした人たちの、これからどうしようか、という困惑とそこから前向きになる過程…続きを読む
さかなクンの一魚一会~まいにち夢中な人生!:さかなクン
映画「さかなのこ」を見たので、今度は原作を読んでみました。 さかなクンの半生を綴った自伝です。 こちらがほぼ実話だとするならば、映画はかなりフィクションが入っていました。映画の場合には、明らかにフィク…続きを読む
ソロモンの偽証:宮部みゆき
映画化されてもいるし、前からあるなとは思っていたけれど、3部作(文庫本だと6冊)のため長いからなかなか手を出せずにいた、ソロモンの偽証を読んでみました。 映画も見たことはないのですが、あらすじで学校内…続きを読む
桜ほうさら:宮部みゆき
「桜ほうさら」は上下巻からなる宮部みゆきの時代小説です。 剣の腕は大したことはないけれど、文筆には覚えのある心優しい侍が主人公、古橋笙之介です。 自分の父親が陰謀に巻き込まれたことを知らされ、架空の田…続きを読む
あんじゅう―三島屋変調百物語事続:宮部みゆき
「あんじゅう―三島屋変調百物語事続」は、三島屋変調百物語シリーズの第2巻です。 主人公おちかが、この世ならざるものの仕業と思われる体験をした人たちから、その不可思議な話を聞く、というストーリーです。 …続きを読む
ブレイブ・ストーリー上中下:宮部みゆき
小学生低学年から中学年にかけての子どもに、本を読んでほしいと願う家庭で起こる問題の一つが、「かいけつゾロリから抜け出せない問題」だそうです。 いかにゾロリが偉大であるかの裏付けでもあるこの問題、本を自…続きを読む
刑事の子:宮部みゆき
父親が刑事である、八木沢順が、近所に住んでいる怪しげな館にいる老人が人殺しであるという噂を耳にします。 ほどなくして本物の死体の一部が発見され、犯人と思しきものから手紙が届いたことから、事件をみすごせ…続きを読む
死刑にいたる病:櫛木理宇
前に、「死刑にいたる病」という映画が公開されるというCM(現在は既に公開は終わっています)を見たので、原作本を読んでみました。 死刑判決を受けた連続殺人犯が、一件だけ自分の罪ではない、ということで、そ…続きを読む
ゴジラ-1.0(映画)
ゴジラと言えば日本が誇る怪獣映画です。 多くはゴジラが現れて町を破壊するため、どうやって追い払うか、ということをテーマとして描かれるか、もう一匹別のモンスターが現れて、それをゴジラが撃退する、という話…続きを読む