Thunderbirdでメールの文字化けを解消する

メールの送受信にThunderbirdを使っています。大抵のメールは問題なく読めるのですが、たまに上のようにメール本文が文字化けをしていることがあります。
調べたところ、どうやらメールの件名と本文で、異なる文字コードを使っていることが原因で起こるようで、こちらの問題というよりは送信者の設定の問題であるようです。
しかし、「以前はそれでも読めていたのに、最近読めなくなった」ということが問題であるので、送信者の問題でもありますが、Thunderbirdの設定にも原因がありそうです。因みに上の場合は、多くのメールはShift_JISで送られてきているのですが、本文だけが化ける場合には、本文の文字コードがUTF-8になっていました。
一時的な対処法
文字化けしているメールを選択した状態で、「表示」→「文字エンコーディング」→「Unicode (UTF-8)」を選択すると、文字化けしているメールがUTF-8のコードに変更され、読むことができるようになりました。

しかし、この場合は、別のメールを開くとまた設定がクリアされてしまうので、再度表示メニューを開いて設定しなければ同じメールを読むことができず、手間がかかります。
恒久的な対処法
受信トレイのプロパティで、「メッセージのエンコーディングの自動判別を無視する」というチェックボックスに、チェックが入っているのが原因でこの問題が起こるようです。恐らく以前のThunderbirdではこの項目がなかったか、デフォルトでチェックがはずしてある状態だったのだと思います。新しいバージョンにしたときに、チェックを入れてしまったのか、デフォルト設定がそうなっていたのか不明ですが、この部分を修正すれば、自動判別してメッセージが読める状態になりました。
「受信トレイ」を右クリックして「プロパティ」を選択します。

「一時情報」タブの「この設定をフォルダ内のすべてのメッセージに適用する(各メッセージの文字エンコーディング指定や自動判別結果を無視する)」のチェックをはずします。

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