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黒祠の島:小野不由美

黒祠とは、明治時代の祭政一致政策の折に様々な神を統合して再編成しようとした際に、統合を免れて、その地域で独自の宗教となったものを意味します。黒祠=邪教というとらえられ方もします。

そのような独自の宗教が根付いている島に入っていった知人を探すために主人公が島を訪れる、というストーリーです。
小野不由美という作家は、割とホラー・オカルト寄りの話を得意としているようですが、本作はミステリ色が強いようです。島の住民全員が殺人鬼、のような設定を想像していたのですが、そういった話ではありませんでした。

読み終えての感想としては、読みづらかった、というものが最初に来ます。
何が読みづらかったのかと考えるとはっきりとしないのですが、恐らく説明の文章が長いのだと思います。
読んだ人によっては、同じことを別の表現で繰り返し描写するため、長いと感じる、という感想を持つ人がいるようですが、そういう感覚に近いと思いました。
スイスイ読み進めて一気に最後まで読んでしまった!という感覚にならないのは、例えば途中で眠気にまけて寝てしまうような、他のことが優先できてしまうような、「そんなことより先を読みたい」という感覚にならない、ということだと思います。
他にも「残穢」という小説も有名のようで、読んでみたいと思っていたのですが、しばらく間をあけてからチャレンジしようと思いました。

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