定期券一体型パスモを紛失した際の手続き
普段、定期一体型のパスモを使っていますが、先日通勤途中に落としてしまったようで、翌日に家を出る際にどこを探しても見当たりませんでした。
定期一体型のパスモ(ToMeカード)は、クレジットカード機能とオートチャージ機能をつけていたため、悪意ある第三者に拾われてしまったら、たちまちお金を遣われてしまう危険があります。
クレジットカードを止める
まず最初にするべきはクレジットカードを止めることです。
クレジットカードを止めることができれば、クレジットカードとしても使えないし、オートチャージもできなくなります。
必要なのは、カード会社の連絡先です。
ToMeカードが送られてきたときの案内状などをとっておくと、そこに紛失時の連絡先が書かれています。
電話をかけて、氏名、生年月日、住所を伝えて本人確認してもらったのち、カードを停止します。
10日前後で新しいカードが届くと電話口で伝えられます。
なお、クレジットカードの再発行には1100円かかります。この金額はクレジットから引き落とされます。
パスモを再発行する
次に、落としてしまったパスモを再発行してもらいます。
東京メトロの定期券窓口か遺失物届窓口に行き、定期一体型パスモを落としてしまったこと、クレジットカードは止めたこと、パスモも再発行したいことなどを伝えると、「紛失再発行整理票」というものを発券してくれます。一見するとレシートのようなサイズなのでうっかりなくしそうですが、これがないとこの後の手続きができないので大切に保管します。
磁気定期券を発行する
クレジットカードが届くまでパスモは使えなくなりますが、その間に代替として磁気定期券を発券してもらえます。磁気定期券なので、タッチで改札を通ることはできませんが、毎回切符を買ったり、定期を再発券中であることを説明して通ったりするよりもはるかに楽です。
翌日以降、紛失再発行整理票をもって、利用している路線の定期券発行窓口に行きます。私の場合、東武東上線と東京メトロを接続して使っています。この場合には、東武東上線の定期券取扱窓口に行かなければなりません。
東武東上線の定期券取扱窓口は、志木、池袋、川越などがあります。
紛失再発行整理票と身分証明書(免許証など)を見せ、使いたい区間を申請すると磁気定期券を発券してもらえます。
ToMeカードに集約する
ToMeカードがクレジットカード会社から届いたら、再び定期券発行窓口に赴きます。
この際、
・磁気定期券
・紛失再発行整理票
・ToMeカード
・身分証明書
・再発券手数料520円
を用意しておきます。
これらの情報を先方に渡すと、定期一体型パスモとして使えるToMeカードを渡してもらえます。
もちろん最初に設定していたオートチャージや、チャージされている金額も復活します。
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