台北に旅行に行った話その1(2019年4月27日)
2019年のゴールデンウィークは10日間あったので、今回は妻が行きたがっていた台湾(台北)に行くことになりました。
台北には観光地はもちろんありますが、今回は子供もいることもあり、あまり子供が飽きるようなことをするのはよくないと考えて、観光地に行きすぎないようにしました。
主に、
・現地の食事を楽しむ
・子どもが楽しめる場所に行く
・観光地も少し見る
・自分の趣味の買い物をする
といったことを押さえておこうと考えました。
以下で台北旅行の一部始終を記録しておきます。
1日目~出発、龍山寺観光
2019年4月27日(土)の10:05のフライトで台北に行く予定でしたが、羽田国際ターミナルに着くと、10:05のフライトは1時間遅れるとアナウンスされていました。
この日は日本は曇りで肌寒かったのですが、台北は暑いらしいので、長袖シャツ1枚とパーカー1枚を着ていきました。
国内はこの恰好では寒かったです。
乗車前の手荷物検査では、パーカーのファスナーが反応する可能性を考えて脱ぎました。
ベルトはしていても構わないと言われ、そのままで問題ありませんでした。
パスポートと乗車チケットを見せて無事通過。
今回の旅行では現地でモバイルWiFiを借りる予定だったので、予備に充電池を持って行こうと思っていましたが、ネットで調べると充電池は規格によっては没収されることもあるということだったので、大事をとって持っていくのをやめました。
でも、旅行中にはモバイルWiFiは1日はもたなかったため、充電池があればよかったなと思いました。
※ちなみに、台湾の電源は日本と同じ規格なので、変電機は不要です。
飛行機はANA。
シートの前にモニタがついており、最近の映画が鑑賞できるようになっていたので、暇を持て余すことなく過ごすことができました。
台北までは2時間30分強でした。
途中、機内食が昼食として出されました。
まず過ぎず、おいしくもなく、といった感じですが完食しました。
このとき、気流の関係でかなり機体が揺れており、その中では食べにくかったです。
また、揺れがこのまま続くと気持ち悪くなりそうだなと思いましたが、食べ終わった頃には揺れはなくなりました。
妻は最初の揺れが続いた時点で食欲をなくしたため機内食にはほとんど手を付けていませんでした。
入国審査
無事に台北に到着。
飛行場の名前は「松山機場」でした。
早速入国審査です。
あまり海外旅行をしない私は、この入国審査がどんなものなのかハラハラでした。
通常は入国カードというものを機内でもらい、それに英語で記入して渡す必要がありますが、台北では事前にオンライン申請をすることができるというので、パソコンを使って申請をしておきました。
最初、審査の担当者が何事かこちらに話しましたが、そういうときは大抵入国カードについて聞かれているので、「オンライン」と答えるとよい、とネットの情報に書いてあったので、「オンライン」と答えてみると、その後は問題ありませんでした。
カメラを見て、両手の人差し指の指紋をとったら、それで終了でした。
担当の人は少しだけ日本語も話せました。
モバイルWiFiと両替とメトロカード
空港内でペリカンのマークの配送業の受付に行き、モバイルWiFiを受け取りました。
早速設定します。
スマホのWiFiをいったん切って、再度WiFiをオンにすると認識されました。
なお、飛行機に乗る前にスマホのローミング設定がオフになっているかを確認し、さらに、モバイルデータの設定もオフにしておきました。
また、空港で最初に行うべきはお金の両替です。
リボ払いにならずに海外キャッシングが可能なクレジットカードを持っていれば、ATMを使って台湾ドル(元)をキャッシングすることができますが、そうでない場合には両替をすることになります。
中でも空港で両替するのが一番よいようです。
ここでは1万円分を両替しました。
因みに台湾の通貨は、台湾ドルもしくは元で表記されていますがすべて同じ意味です。
1台湾ドル(元)は、3.6円なので、約4倍すれば日本円に換算できます。
後で思いましたが、私の使っているOrico The Pointカードは、海外キャッシングをすると有無を言わさずリボ払いになってしまうため、海外では使えないカードでした。
カード払いできない店も多々あるので、現金は必須ですが、両替は手数料がかかるため、現金化する手段としてはATMによるキャッシングが一番よいようです。
エポスカードなどは海外キャッシングに対応しており、さらにリボ払いをしなくて済むようにあとから一括払いに変更できるようです。旅行保険もついているらしく持っておいて損はありません。
お金を用意できたら次は移動手段です。
台北では地下鉄もしくはタクシーでの移動が基本になります。
地下鉄の場合は、日本で言うSUICAやPASMOのようなチャージして使うカードがあり、それを使うのが便利です。
空港のセブンイレブンに行けば、いくつかのデザインを選べるということで、そこに行き、購入しました。
カードの購入代金が100元、そして事前にチャージしてくれるので、その時に200元をチャージしました。
台北の地下鉄の交通費は2~3駅だと10~15元程度しかとられないので、とてもリーズナブルです。
因みにタクシーは初乗りが70元で、その後5元ずつ加算されていきます。
ホテル「COZZI」に宿泊
地下鉄に乗り、「善導寺」という駅で降りると、目の前に「COZZI」というホテルがありました。
これが今回滞在したホテルです。
このホテルは特に可もなく不可もなくという感じです。
小ぎれいな部屋なのはいいけれど、シャワー室の扉から外に水が漏れてしまう構造であったり、トイレットペーパーが便器の若干後方に取り付けられており、とりにくかったり、といった問題もありましたが、概ね問題はありません。
エレベーターは9:00~20:00位までは普通に使えるけれど、それ以外の時間は自分の部屋のカードをかざさないと上の階にいかない仕様になっていました。
部屋には毎日飲み水としてペットボトルが2本置かれていました。
2Fがバイキング形式の食堂になっていました。
↑ 目の前のビルがホテルCOZZI。1Fにスタバが入っています。
鬍鬚張魯肉飯で小腹を満たす
ひとまず妻が機内食をほとんど食べなかったため、少しでも腹を満たしたいということで、ホテルのすぐそばにある台北版ファストフードの店「鬍鬚張魯肉飯」(ズーシュージャンルーローファン)に行き小腹を満たしました。
「魯肉飯」(ルーローファン)とは、台湾のソウルフードのようなもので、甘辛く煮込んだ脂身のある豚肉をご飯にかけた食事です。
因みに、大抵の肉料理にはハッカクが入っているので、苦手な人は覚悟が必要です。
↑ 店先のメニュー
↑ 店内のメニュー
↑ 店内。席で寝ているのは店員さん…
龍山寺を観光
この日は既に16:00を回っていたので、遠出はできないこともあり、龍山寺というお寺が近くにあったのでそこに行きました。
17:00なのにかなりの混雑で、結構若い人でも真剣にお祈りしていたのが印象的でした。
ここで子どもがトイレに行きたいというのでトイレに行き、トイレの外にある手洗いの流し台で、蛇口から水を出す方法がわからず、あれ?とやっていたら、となりの現地のおじいさんが、蛇口をしたから押すと水が出る仕組みであることを、実演して教えてくれました。
このときに、さっと教えてくれる優しさを感じ、なんだかいい国民性だな、と思いました。
↑ 屋根の上の見事な龍の装飾
19:30に夕食の予約を入れていたので、それまでの時間つぶしとしてMAJIという雑貨屋に行きました。
子どものおもちゃを木で作っている店などがあり、子どももそれなりに楽しんでいました。
夕食は欣葉(シンイエ)
その店を出てタクシーに乗って夕食の予約をした店「欣葉(シンイエ)」へ。
この店はガイドブックに載っている人気店のため、入り口は待っている人でごった返していました。
予約しているのですぐに入れると思ったら30分くらい待たされました。
食事は、カニおこわ、卵焼き、蛤のスープ、空心菜の炒め物、イカ団子を食べました。
蛤のスープは蛤のだしとショウガのさっぱりとした味でおいしく他のメニューもすべておいしかったです。
今回、旅行中はもう一家族と一緒に行動して総勢5名だったのでいろいろな料理を頼むことができました。
↑ 蛤のスープ
↑ カニおこわ
↑ 卵焼き
21:00に店を出てタクシーでホテルに帰りました。
夜市に行きたかったけど、子どもの寝る時間を考えて、この日は諦めました。
(「台北に旅行に行った話その2」につづく)
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