台北に旅行に行った話その2(2019年4月28日)
台北旅行2日目です。
ホテルCOZZIに宿泊しています。
夜中に目が覚めてトイレに行ったとき、シャワールームとトイレと洗面台が一体となった部屋の壁が全体的に少しだけ透ける、おしゃれ設計になっていたため、明かりが漏れてしまい、子どもが起きてしまいました。
台北は曇り時々雨、といった天気でクーラーをつけると結構寒くなります。
今回の旅行では、晴れて日差しが出てくるとものすごく暑くなるけれど、曇ったり雨が降ると結構肌寒くなるという天候でした。
また、室内はどこもクーラーがよく効いているため、結構寒くなることもあります。
この時期の台北に行くのであれば、薄手のパーカーと長袖のシャツなど、寒さ対策もある程度必要です。
朝食は阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)
ホテルCOZZIの目の前には、「華山市場」といういくつかの店が集まっている、フードコートのような場所があります。
この中の、2Fにある「阜杭豆漿(フーハンドゥジャン)」という店で朝食を食べました。
このお店は、とにかく人気があり、朝早くから行列ができてしまいます。
妻がこの店に行ってみたいということで、朝6:00に目を覚まし、並びに行きました。
私は子供を起こして支度をして、それから後を追いました。
↑ お店の中の注文カウンター。早朝だというのに長蛇の列でごった返しています。
台北の朝食は、豆乳メインの優しい食事です。
砂糖を入れた豆乳の「甜豆漿(ティエントウジャン)」。
豆乳にお酢などを入れて少し固めた「鹹豆漿(シェントウジャン)」。
細長い揚げパンの「油條(ヨウティアオ)」。
パニーニのような生地にネギ入りの卵焼きを挟んだパン
ネギの入ったゴマ団子風のパン
など。その場に席もたくさん用意されていたので、座って食事しました。
とてもおいしかったです。
↑ 鹹豆漿(シェントウジャン)。おぼろ豆腐のような感じでしょうか…
聞いた話によると、地元の人は朝食はあまり家で食べる習慣がなく、こういったお店で食べるのだとか。その方が安上がりのようです。
淡水でのんびり
この日は、「淡水」という場所に行ってみようということになりました。
地下鉄に乗って一度乗り換えてから、終点の「淡水駅」で下車します。
だだっ広い敷地で川をのんびり眺める…という感じの場所ですが、川の水はどんよりしており、それほどきれいなものではありませんでした。
デートスポットとしてはいいのかもしれません。
広いので子どもも走り回っていました。
↑ 淡水。だだっぴろい広場の向こうに大きな川があります。
それから商店街を覗いてみようということになり、狭い中を子どもと手をつないで歩きまわります。
乾物、Tシャツ、生魚、肉など、あらゆるものが売られていました。
↑ 新鮮な魚介類。魚介類を売る店は結構あります。
↑ 揚げ物屋さん。
↑ 饅頭屋さん。
↑ 辛いのは間違いない。
↑ お寿司…?なんでしょうか。
↑ 「うちはきくらげ一筋35年だよ!」(とは言ってませんでした)
↑ 肉屋さん。その場でぶった切るんでしょうね。
度小月(ドゥシャオユエ)で昼食
淡水から反対方面に電車で戻るときに、メトロカードが認識しないというトラブルがありました。
何度かざしてもエラーになってしまうため、窓口を探して「This card can’t use.」と知っている単語すべてを動員して話してみると、通じたのか通じなかったのかはわかりませんが、修正してくれました。
因みに、台北のメトロカードは、かなりぺったりとリーダーにくっつけないと認識してもらえないことがあります。
昼食は、「度小月(ドゥシャオユエ)」という担仔面(タンツーメン)屋さんでした。
「担仔面(タンツーメン)」という名前の麺料理の元祖と言われている人気のお店です。
中に入ると客席は2Fで、1Fが厨房になっています。
また、入ってすぐのところで担仔面(タンツーメン)を作っている人がいて、作る過程をみることができるようになっています。
↑ 度小月(ドゥシャオユエ)の入り口。
↑ メニュー。GWと新元号のお祝いとしてあり、マーケティングもしっかり。日本語が若干おかしいのはご愛敬。このほかにもメニューはあります。私たちは全員タンツーメンを単品で頼みました。
おやつは「思慕昔(スムージー)」でマンゴーかき氷
子どもがずっと食べたいと言っていたので、マンゴーかき氷の店「思慕昔(スムージー)」に行ってみました。
このお店は観光スポットの町「永康街」にあります。
最初にみたときは、1Fの外に面したカウンターで注文して、空いている席で食べる、というスタイルの店になっており、混雑していて座るどころではありませんでした。
諦めようとして、裏手に回ってみると、お店の2Fに続く階段があり、登ったところに注文できるカウンターがありました。
席は注文してから取るようにと言われ、注文。
大人も子供もマンゴーかき氷にしました。イチゴなどの別のかき氷もあります。
キャンペーン中だったのか、一定以上の金額を払うともらえるらしい、トートバッグをもらいました。
途中、子どもがトイレに行きたいというので、トイレに行こうとすると、店のトイレは修理中と表示されており、使えなくなっていました。
店員さんに「Where is toilet?」と聞くと、「パク」と答えました。
何のことかわからず「パク?」と繰り返すと、「下に降りて左手に行くように」という意味の英語を話してくれました。
行ってみると公園があったので、パクというのは「park」のことかと理解しました。
肝心のマンゴーかき氷はかなりボリューミー。
マンゴーアイスがのっており、回りにはマンゴーの実がトッピングされて、シロップもたっぷりとかかっています。
暑い日には最高でしょう。
↑ 食べ応え満点のマンゴーかき氷。手前はおまけ?のパンナコッタ。
雑貨屋「来好(ライハオ)」で買い物
来好(ライハオ)という雑貨屋さんに行ってみたいということで、その店まで歩いて行ってみました。
↑ 来好(ライハオ)。1FとB1Fのあるこじんまりとした雑貨屋さんです。
↑ 店内は所せましと様々な雑貨が置いてあります。服、小物入れ、文房具類などなど。
他の雑貨屋さんも見てみたかったようですが、この日は日曜日でしまっている店が多かったようです。店を出た後もいろんなお店をウインドーショッピングしたり街中を歩いたりしていました。
↑ 「Japan→2181Km」というおちゃめな道標。
↑ どうにも禍々しいイラスト。呪われているんでしょうか。
最後にホテルCOZZIのそばのスーパー「全聯福利中心(チェンリェンフーリージョンシン)」に行きました。
ここはスーパーマーケットなので、お値段はお手頃で様々な食品などが買えます。
パイナップルケーキは39元で8個入りとか、かなり安いので、バラマキ用のお土産を買うにはもってこいかもしれません。
※ただし、こういう安いパイナップルケーキはパイナップルのほかに冬瓜が入っているようです。食べていないのですが、おいしいという評判なので、これでもいいかもしれません。
全聯福利中心(チェンリェンフーリージョンシン)で気を付けたいのはクレジットカードが使えないことです。
その代わりに店先にATMがあるので、そこでキャッシングすることができます。
↑ 全聯福利中心(チェンリェンフーリージョンシン)。2Fには「しまむら」が入っています。トイレを借りるときはしまむらに行きます。
↑ 台湾版ハッピーターン(らしい)。脱力するキャラクターがラブリー。
↑ 日本のカレールーも普通に売っています。
↑ とても安いパイナップルケーキ。
夕食は「人和園雲南菜(レンフーユエンユンナンツァイ)」
一旦ホテルに戻って荷物を置いてから、レストラン「人和園雲南菜(レンフーユエンユンナンツァイ)」にタクシーで行きました。
前回も書きましたが、タクシーの初乗り料金は70元(約280円弱)で、走行中は5元(20円弱)ずつ加算されていくため、かなり交通費は安いです。
疲れている場合には、タクシーの利用をおすすめします。
どこに行きたいかは、地図や店の名前をスマホや紙で示せば伝わります。
この旅行中、何度かタクシーを利用しましたが、ほとんどの人は英語が通じません。
こちらも中国語はできないのですが、運転手さんがこちらの行きたい場所を読み取ることができない場合、わざわざ降りて、近くの中国語のできる人を探して聞いてくれたりしました。
さて、この人和園雲南菜(レンフーユエンユンナンツァイ)は、緑の豆のスープで有名なレストランです。
↑ 一面豆のきれいなスープ。きれいなだけでなくおいしいです。グリンピーススープという説明書きですが、実際にはエンドウ豆をサヤから出したもののようで苦みは全くありません。
しかし、これ以外にも私がおいしい!と思ったのは、最後の締めに出てきた麺です。目の前で麺と具を合わせてくれて、それをみんなの前においてくれる、というパフォーマンスも、頼めばやってくれます(最初に、パフォーマンスを見たいかどうか聞かれます)。
この麺がひらべったく薄い麺で、私はこの舌ざわりが大好きになりました。スープは塩ベースの優しい味で、最後の締めにはもってこいの一品でした。
↑ 締めに食べた麺。とにかく好き。
このほかにも、お店の人のおすすめとして、トマトと蕪のサラダ(ピリ辛で小さい子供には不向きですが、実物大の大きな蕪をもってきて見せてくれました)や、エリンギの揚げ物(ものすごく薦められたので頼んでみたら、スナック菓子のようなおいしさで止まらなくなります。ビールなどにマッチする一品でした)などを頼みました。
↑ エリンギの揚げ物。奥にあるのはトマトと蕪のサラダ。
↑ 豚の角煮。これもおいしかった。ハッカクがきいていて子どもは苦手だったみたいです。
お店のオーナーや店員さんは女性で、小さな子供たちにとてもやさしく接してくれました。
店先には鯉が泳いでおり、餌を無料で子供たちにくれて(本来は5元)、餌やりもやらせてくれました。
ところで、旅行中、夕食にいったレストランはすべて予約してから行きました。
ガイドに紹介されている有名店ばかりに行ったので、おそらく予約しなければ入れてもらえないか相当待たされると思います。
予約に自信がなければホテルのフロントの人に頼みましょう。
お店を出ると21:30だったので、夜市にいきたかったけど子供を寝かした方がいいのであきらめてホテルに戻りました。
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