USB接続トランスコーダー「GV-TRC/USB」で地デジ番組を圧縮して持ち出す
以前の記事「地デジ番組をスマホに持ち出して外出先で番組を見る」で録画した地デジ番組をスマホに入れてみる方法を紹介しました。
しかし、一つ大きな問題がありました。それは、地デジ番組のサイズ調整ができないことです。1時間番組で大体6GBの容量になります。するとスマホに大容量のSDカードを追加しても、入れられる番組はたかがしれています。
トランスコーダー「GV-TRC/USB」は、この問題を解決します。
録画した番組をスマホに移動するときに圧縮することができるようになります。
まずI-O DATA RECBOX HVL-A2.0にGV-TRC/USBを接続します。HVL-A2.0の電源を落とし、USBポートが2つあるので、どちらかに接続します。
その後、HVL-A2.0を起動します。
ピーと音がなり30秒ほど経つと準備完了です。
後はいつも通り録画した番組をスマホに転送します。
このとき、いくつかの画質を選べるようになります。Total Sizeが小さいものは、画質も悪くなります。スマホで見るに堪えうる画質は、★が3つ程度が限度だと思います。それよりも星の数が少なくなると、かなり荒くなり、見えづらくなります。
なお、画質が★★★のときは、1時間番組でサイズは大体1GBになります(圧縮なしの場合は約6GB)。
ただし、Total Sizeが小さくなったからといって、スマホへの転送時間が短くなるわけではありません。画質を落としながらスマホに転送するので、画質を落とさないときと同じくらいの転送時間がかかります。
なお、トランスコーダー「GV-TRC/USB」は、RECBOX HVL-A2.0用です。これ以降のRECBOXには、標準でトランスコーダーが内蔵されたので、この機器は不要になりました。
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