スリープ時のバッテリー消費が増えた原因と解決法
わたしは普段Windows 7のノートパソコンを使っています。これまではシャットダウンすると起動に時間がかかるのが面倒なので、一通り作業が終わったらスリープモードにして、翌日また起動させて使う、という使い方をしていました。
その使い方でも充電した電池は殆ど減っていないので、この運用を続けていました。
しかし、急に電池の減りが早くなってしまいました。これまでは100%充電の状態でスリープ状態にしておいて翌日に起動しても90%後半~100%の充電状態で復帰することができていました。しかし、ある日を境に1日経つと30~40%にまで減るようになってしまいました。
原因はスリープ状態にならないデバイス
最近導入したものと言えば、USB接続の無線マウスです。これまではBluetoothの無線マウスを使っていましたが、クリック音が静かなマウスを使いたいと思って、変更したのがつい先日でした。
恐らく、このマウスを使いだして以降、バッテリーがスリープ状態でも急速に減るようになったようです。
これは、このUSB無線マウスが、コンピュータがスリープ状態を解除できるように自動的に設定されているためです。
デバイスの設定を変更する
この問題を解決するためには、マウスの設定を変更して、電源管理を許可しないようにすればいいのです。
スタートアップ→「コントロールパネル」→「デバイスマネージャー」を開きます(スタートアップ→「コンピュータ」のプロパティからでもデバイスマネージャーを起動できます)。
「マウスとそのほかのポインティングデバイス」以下にぶらさがっているデバイス名をダブルクリックしてプロパティを開きます。
プロパティの中に「電源の管理」タブがあるものは、そのタブを開きます。
「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」にチェックが入っていると、スリープ状態を解除してしまい、電池の減りが早くなるので、このチェックをはずします。
この設定をして以降、電池の減りは以前に戻りました。
今回はマウスでしたが、他にネットワークの設定である場合もあります。電池の減りが早くなる原因は他にもありますが、まずはデバイスマネージャーから、デバイスのプロパティを開いて、「電源の管理」タブを調べてみましょう。
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