Panasonic Let’s Note CF-SX2をWindows10にアップグレードする
Panasonic Let’s Note CF-SX2は公式にはWindows10に対応していないと発表されています。

しかし、その機種が対応していようがいまいが、Windows10への無償アップグレードの通知は容赦なく表示されます。この通知を表示させなくするための様々な方法がネットで紹介されていますが、Windowsを再起動すると結局復活しています。
そういうイタチごっこにつかれたことと、現在使っているソフトウェアがWindows10でも動作することがわかったことで、それならばWindows10にアップグレードしてみようと考えました。
インターネット上で調べてみると、公式には対応していないと発表されていますが、自己責任でWindows10にアップグレードしている人がいるようです。
動作が不安定になるドライバもBluetoothしかなさそうですし、そのドライバも再インストールすれば問題なく動作するらしいことがわかりました。
Windows 10にアップグレード
Windows 10へのアップグレードを促すポップアップを右下のタスクバーから表示させて、「今すぐアップグレードを開始」をクリックするとアップグレードが始まります。
完全に終わるまで2時間程度かかります。
Windows 10にアップグレードすると発生する不具合
CRITICAL STRUCTURE CORRUPTION
いきなりブルースクリーンになり、CRITICAL STRUCTURE CORRUPTIONと表示されて強制終了してしまう不具合が発生しました。
DigiOn関係のソフトウェアが入っているとこの現象が起こるという報告があります。わたしのコンピュータもDiXiM Digital TV 2013 for I-O DATAをインストールしていました。
このソフトをアンインストールすると、次に起動したときにも同様にCRITICAL STRUCTURE CORRUPTIONが出てしまいました。
しかし、次に再起動してからはこのエラーは表示されなくなりました。
起動が遅くなる
Windows 10にアップグレードすると、Windows 10用にドライバが更新されます。しかし、対応していないコンピュータの場合、いくつかのドライバがWindows 7用のままになってしまいます。
起動時に、Windows 10に対応していないドライバがあると、起動が遅くなるようです。この問題については、Panasonicのウェブサイトにはドライバがないので、個別にパーツメーカーがドライバを配信していれば解決することもあるようです。
この機種の場合には、まだ探していないので何とも言えません。
ドライバが古い場合には、それらをいったん削除して、再度インストールすることで、起動が遅くなる問題が解消されました。
「スタート」→「設定」→「システム」→「アプリと機能」を開き、「インストール日で並べ替え」を実行します。

日付順に並んだら、Windows 10にアップグレードした日よりも前の日付で表示されているものを調べます。

これらの特に、パナソニック製のアプリケーションについてはPanasonicの以下のページにドライバ類が掲載されています。
http://faq.askpc.panasonic.co.jp/faq/docs/003573
これらをダウンロードしておき、そのうえで、アプリケーションをいったんアンインストールします。
先ほどダウンロードしたドライバを再度インストールします。このドライバはWindow 7用なのですが、こうすることにより、読み込みスピードが改善されました。
なお、アプリケーションの一覧画面で、「利用不可」と表示されているものは、実際には利用可能です。「利用不可」としか表示できないために、そのようになっているようです。
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