Bluetoothオーディオレシーバー「GH-BHRC」インプレッション
Bluetoothオーディオレシーバー「GH-BHRC-BK」を購入したので、その感想を述べます。
Bluetoothオーディオレシーバーとは
Bluetoothオーディオレシーバーとは、今まで有線でつなげていた端末(スマホなど)と、イヤホンをBluetooth接続にしてくれる機器のことです。
これにより、イヤホンとスマホをつなげておく必要がなくなるため、スマホで音楽をかけたらポケットの中にしまったままにしておく、という使い方もできます。
わたしの場合は、以下の2つの理由から無線イヤホンを検討していました。
- スマホとイヤホンをつないでいるとカバンを外す際に引っかかる
- 食器洗いをしながら録画ビデオをみるには線が短すぎる
しかし、Bluetoothイヤホンだとコンテンツ保護の仕様(SCMS-T)を満たしている製品は1万円以上もするうえ、充電持続時間が3時間程度と少ないものばかりであるため断念していました。
そんなときに見つけたのが、このオーディオレシーバーです。
これは、端末とオーディオレシーバー間でBluetooth接続を行い、イヤホンはオーディオレシーバーに接続します。
そのため、端末には何もつなげる必要がなく、どこにでも置けるようになります(10メートル以内)。
GH-BHRCの仕様
以下にGH-BHRCの仕様を示します。
Bluetooth標準規格 |
Ver4.1 |
Bluetoothクラス |
Class2 |
Bluetoothプロファイル |
HSP、HFP、A20P、AVRCP |
変調方式 |
FHSS / FGSK |
対応コンテンツ保護 |
SCMS-T |
対応コーデック |
SBC、AAC |
送信距離 |
約10m(使用環境によって異なる) |
電源 |
DC 5V(USBポートより供給) |
集音特性 |
全指向性 |
充電時間 |
約2時間30分 |
連続再生時間 |
約11時間(音量最大) |
連続通話時間 |
約15時間(音量最大) |
スタンバイ時間 |
約150時間 |
搭載端子 |
3.5ステレオミニジャック
microUSB端子 |
外形寸法 |
W42 x D12 x H42 (mm) |
重量 |
約20g |
保証期間 |
6ヶ月間 |
microUSBケーブルが付属しています。
本体には、ポケットなどに引っ掛けられるようなクリップがついています。
わたしの環境では充電は2時間で終わりました。
本体には、以下のボタン等が備わっています。
- 電源ボタン(ON / OFF / HOLD)
- 再生 / 一時停止
- 次に送る / 音量を上げる
- 前に戻る / 音量を下げる
- イヤホンジャック
- マイク
- microUSBジャック
これらのボタンの機能はiPhone用として設定されているため、Androidでは動作が異なるかもしれません。
わたしの場合、「次に送る / 音量を上げる」ボタンと「前に戻る / 音量を下げる」ボタンは長押しすると音量の調整になります。
GH-BHRCの使用感
ペアリングは、GH-BHRCを起動して、スマホのBluetoothをオンにして、スマホでGH-BHRCを認識したら、タップするとペアリングします。
ペアリング完了時と電源OFF時に優しくアラートがなります。
音声は若干遅れて再生されますが、Bluetooth接続で音声を聞く場合の宿命かもしれません。
そこまでひどい遅れではないので及第点とします。
SCMS-Tに対応しているため、自宅で録画したテレビ番組をスマホに転送したものの音声も再生することができました。
コンテンツ保護された音声を再生させることが目的で買ったので満足しています。
一点だけ不満があるとすれば、それはクリップです。
このクリップによりポケットなどに引っ掛けることを想定しているようですが、このクリップを片手で開くことは容易なことではありません。
片手でクリップを開き、もう片方の手でシャツに引っ掛ける、ということは簡単にできないので、結局はポケットに入れてしまいました。
このクリップが片手で開けるような構造になっていれば、言うことなしだったと思います。
1年経っての使用感
2019年5月になってからの使用感です。
相変わらず便利ではあるのですが、電池のもちが目に見えて悪くなりました。
一度の充電でおそらく、もつのは再生時間2~3時間程度になったように思います。
充電池の劣化が早いようです。
上記の使用感を書いた2日後、充電もされなくなり、完全に壊れた状態になりました。
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