油性ボールペン「JET STREAM極細0.5mmボール」使用インプレッション
三菱鉛筆が販売している油性ボールペン「JETSTREAM極細0.5mmボール」(インク色:黒)の使用感を書きます。
「JETSTREAM極細0.5mmボール」は、100円ショップで売られているボールペンです。
特徴
- ジェットストリームインク搭載
- ツインボール機構採用
- スプリングチップ採用
ジェットストリームインク搭載
ジェットストリームインクは、紙にしみこみやすく、乾きが早いのが特徴です。そのため、書き終わりに手が触れてにじんでしまうということが少なくなります。
ジェットストリームインクは、滑らかに書くことができますが、その反面インクの減りが早くなります。これは、書きやすさに比例することですので、インクの減りが少ないボールペンを使いたいという場合は、書きにくくなるということになります。
ツインボール機構採用
通常、ボールとはペン先に入っている小さな鋼球をさします。
これが書くときに回転することでインクが出てきて紙に色を付けます。
ツインボール機構とは、このペン先のボールのほかに、内部にもう一つボールが入っているために名づけられています。
もう一つのボールは逆止ボールと呼び、ペン先から入ってくる空気やペンの後ろ側にインクが逆流することを防ぎます。
しかし、完全に防ぐことはできません。ペンを逆さにしたり水平にして使うと、空気が入ったり逆流することがあります。
スプリングチップ採用
スプリングチップとはペン先に内蔵されているバネのことです。
このバネがボールを常に押すことで、ペン先とボールの隙間をふさぎます。
ボールとペン先に隙間が空いていると、インクが漏れ出したり揮発してしまったりします。この問題を解決したのがスプリングチップなのです。
バネになっているのは、書く時にバネが縮み、ボールとペン先に隙間ができて書くときだけインクが出るようにしているためです。
スプリングチップを採用しているということは、インクの漏れ、揮発、乾燥を防げるということです。
使用感
通常のよくあるボールペンよりも非常に滑らかにインクが出ます。
また、0.5mmだとそこまで細いという感覚もなく、力を入れなくてもスムーズに筆記できました。
ジェットストリームインクの特徴でもありますが、インクがたくさん出ている感覚があり、滑らかに書けることの代償としてインクの減りが早くなるのは仕方がないことのようです。
インクのある限りは、ストレスなくさっと書きたいという人にはお勧めです。
替え芯
このボールペンの替え芯は「SXR-5」です。
なお、0.7mmの替え芯もあり、その場合は「SXR-7」になります。
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