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レッツ!スクラッチ (1) プログラミングの心得

「レッツ!スクラッチ」では、ビジュアルプログラミング言語「スクラッチ(Scratch)」を使って、わたしが実際につくったプログラムを紹介してくコーナーです。

プログラミングに興味を持つきっかけとして、スクラッチはちょうどよい言語だと思います。
スクラッチでプログラミングの楽しさを学んで、将来的にはもっと複雑なプログラミング言語を覚えるきっかけとなれば幸いですが、そんなことよりも、まずはスクラッチだってこんなことができるんだ!友だちに見せてみんなでうつしっこしてもり上がろう!というワクワク感を感じてもらいたいと思います。

第1回目は、「プログラミングの心得」としていますが、大事なことは2つだけです。
それは、

「わからないことは自分で調べる」
「あきらめない」

です。

わからないことは自分で調べる

今の世の中、わからないことはインターネットで検索すれば、大体のことはわかるようになっています。

このシリーズでつくるプログラムも、わからなければすべて検索して調べました。

インターネット検索で調べることで、どのような検索キーワードを入れたら、求める答えを見つけられるか、ということをくり返すうちに覚えることができるようになります。

検索をするスキルというのは、大人になってからも使う、必須スキルといっても過言ではありません。
Chat GPTに聞いてしまう、というのが手っ取り早い方法かもしれません。特にプログラミングに関してはChat GPTに聞くと正確に答えを返してくれるので、その選択も間違ってはいません。
でも、自分で検索するスキルをつける、というのは将来において役に立つことなので、やっておいて損はありません。
Chat GPTよりは時間がかかると思いますが、プログラミングは自分で試行錯誤することも、初心者にとっては大事な過程です。

みなさんも、「レッツ!スクラッチ」に書いてあることで、わからない言葉や読めない漢字があれば、ぜひ、自分の力で調べてみてください。
そうしたら、プログラミングを覚えようとしていただけなのに、自然に国語の力もついていきます。
これを一石二鳥と言わずして、なんというのでしょうか?

あきらめない

必ず答えはあります。
その答えにたどり着くまで「あきらめない」こと。
検索して出てきた答えを自分なりに試してみたけど、うまく動かない。…よくあることです。

「じゃぁこうしたらどうだろう?」
「もしかしたら、このせいかも?」

そういう風に、自分なりに考えてやってみることです。この考え方ができるようになると、これまた大人になってから色々な仮説を立てて試してみる、というスキルが身につきます。

 

もう一度言います。プログラミングの心得とは、

「わからないことは自分で調べる」こと、
「あきらめない」こと

です。

それでは、「レッツ!スクラッチ!!」

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