WordPressを更新する
WordPressのダッシュボード画面で、WordPressの更新通知が表示されることがあります。今回はWordPressの更新方法の紹介です。
1.更新前にバックアップをとる
WordPressを更新するとまれに不具合が生じることがあります。また、自作しておいたテーマが上書きされたり消されれてしまったりすることも考えられるので、事前にバックアップを取っておきます。
なお、今回はすべて手動でバックアップをとりますが、バックアップ用のプラグインを使うとこれらのバックアップを一括でやってくれるものもあります。
(1) テーマのバックアップ
テーマをバックアップするには、WordPressのフォルダ以下の「wp-content」「themes」内のフォルダをコピーして別の場所に保存します。
(2) アップロードしたファイルのバックアップ
WordPressにアップロードしたファイルは、[WordPressのインストールフォルダ]→「wp-content」→「uploads」→[年]→[月]のフォルダ内に保存されます。
バックアップする際は、「uploads」フォルダごとコピーして別の場所に保存しましょう。
(3) プラグインのバックアップ
インストールしたプラグインは[WordPressのインストールフォルダ]→「wp-content」→「plugins」フォルダに保存されています。
バックアップする際は、「plugins」フォルダを丸ごとコピーして別の場所に保存しましょう。
(4) 記事のバックアップ
記事のテキスト文だけをバックアップします。
「ツール」→「エクスポート」→「すべてのコンテンツ」→「エクスポートファイルをダウンロード」をクリックします。
xmlファイルをダウンロードできるようになります。このファイルがバックアップファイルになります。
2.自動的に更新する
WordPressの画面上に「WordPress x.x.x is available! Please update now.」と表示されたら、「Please update now.」のリンクをクリックする。
「今すぐ更新」をクリックすると自動的にWordPressのバージョンがあがります。
もし、「今すぐ更新」をクリックしてもWordPressの更新ができない場合には、WordPressを本家のサイトから取得して、「3.手動で更新する」の手順で更新してください。
3.手動で更新する
WordPressをダウンロードしたら、デスクトップなどに解凍します。
解凍したフォルダの中身(wp-adminやwp-contentなどのフォルダやファイルの一群)をすべて、既存のWordPressが保存されているフォルダに上書き保存します。
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