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Windows×SQLiteでデータベースを作成する

Windows上でSQLiteのデータベースを作成します。
SQLiteのインストールは過去の記事をご覧ください。

データベースを作成する

SQLiteはデータベースを作成すると、ファイルが生成されます。
コマンドプロンプトからデータベースを作っていきます。

c:\sqlite>sqlite3 testdb.sqlite3

コマンドプロンプトの表示が以下のようになったらテーブルを作成します。

なお、テーブルを作成しないとデータベースは作成されません。
つまり、データベースファイルは生成されません。

テーブルを作成する

sqlite> CREATE TABLE table_name ( id int PRIMARY KEY, title char(20));

上記のコマンドを入力すると、testdbというデータベース内に、table_nameという名称のテーブルを生成します。
テーブルの構造は、idとtitleという二つのフィールドをもっています。

idはPRIMARY KEY(主キー)に設定しています。主キーは、そのデータベースのレコード中に重複しない値を持ちます。つまり、同じ値が存在しない、ということです。
titleは20文字までの文字列を登録できるフィールドに設定しています。

このコマンドが通っても何もメッセージが表示されません。
次にきちんとテーブルが生成されているかを確認します。

テーブルを表示する

sqlite> .tables

上記のコマンドでデータベース内のテーブル一覧を表示します。

テーブルの構造を表示する

sqlite> .schema table_name

上記のコマンドで指定したテーブルの構造を表示します。

SQLiteを終了する

SQLiteから抜け出すには.exitと入力します。

sqilte> .exit

既存のデータベースに再接続する

なお、SQLiteやコマンドプロンプト自体を終了した後に、再度同じデータベースに接続したいときは、以下のように入力します。

sqlite> sqlite3 testdb.sqlite3

「testdb」という既存のデータベースにアクセスします。

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