Windows8.1のPCを初期化する
Windows8.1マシンを廃棄するため初期化する方法を調べました。
ストレージの内容を削除する意味
WindowsPCを廃棄する場合には個人情報を見られないようにするためストレージの内容を削除しなければなりません。
しかし、単純にゴミ箱にファイルを捨てただけでは、表面上は消えたように見えても、復元ソフトなどを使えばデータをサルベージすることができてしまいます。
これは、ストレージに書き込まれた情報を削除すると、OSからはアクセスできなくなり、その情報に上書き保存できるようになるだけで、実際には情報は上書きされるまでは消えないからです。
そして、ストレージ上に記録されている情報がいつ別のデータによって上書きされるかはユーザ側ではわかりません。
そのため、多くの場合ストレージの内容を削除するためには、意味のない情報をストレージ一杯になるまで書き込むことで前の情報を上書き消去する必要があります。
米国国防総省レベルのセキュリティなどとうたっている場合には、その作業を3回、違うパターンで行うことでサルベージできないようにします。
今回はそこまで重要な情報は含まれていないので、Windows8.1に標準搭載されている機能で初期化しました。
この方法で行った場合には、Microsoftとしては、「データが完全に回復不可能になる保証はないが、回復ははるかに難しくなる」というスタンスでいます。
標準機能で初期化する
Windowキー+[c]ボタンを押すとチャームが表示される→チャームをクリック→「設定」→「PC設定の変更」→「保守と管理」→「回復」→「今すぐ再起動する」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「PCを初期状態に戻す」→「ドライブを完全にクリーンアップする」→「初期状態に戻す」
初期化が終わるとWindowsの初期設定画面が表示されます。
適当に設定してシャットアウトしましょう。
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