RPGツクールMV:(3) 世界マップを設定する
最初に世界マップをつくります。
ここでいう世界マップとは、キャラクターが冒険する世界のことを意味します(通常はフィールドマップというようです)。
このマップに町や洞窟を配置して詳細な世界が構築されていきます。
世界マップの設定
一番最初に表示されている画面が世界マップになります。

まずは、このマップの大きさなどのプロパティを変更します。
左下にあるゲーム名(この場合は「プロジェクト2」)の下に表示されている「MAP001」を右クリックして「編集」を選びます。

「幅」「高さ」を設定するとその大きさのマップに変わります。
ここでは9 x 9のマップにしてみます。

「名前」はマップの名称でメイン画面の左下ペインに表示されます。自分のわかりやすい名前を付けましょう。
「表示名」は、ゲーム画面で左上に表示される名称です。
ここでは仮に「ワールドマップ」にします。
「タイルセット」は、選んだタイルセットによって、マップに配置できる画像のセットが変わります。
例えば、「0002 外観」にすると、町の中で使えそうな画像が選べるようになります。
最初は世界マップを作るので、「0001 フィールド」を選択しておきます。
なお、デフォルトで入っているタイルセットは「これがあればいいのに」というものがないことが多く、必要に応じて、誰かが作った画像を導入したり、自分でつくったりすることもできます。
「スクロールタイプ」は、「ループしない」「縦方向にループする」「横方向にループする」「縦横ともループする」の4つの選択肢があります。
ループする設定にすると、指定した方向にループします。
「ループしない」に設定しておけば、固定画面になります(1画面に収まらない部分はスクロールします)。
「敵出現歩数」は、主人公を何マス進めたら敵が出現するかを決めます。
ただし、「エンカウント」に敵グループを設定していないと、敵は出現しません。
「BGM自動演奏」は、世界マップを表示しているときに自動で背景に流れる音楽を指定します。
「BGS自動演奏」は、世界マップを表示しているときに自動で背景に流れる効果音を指定します。
例えば、川の音や風の音などがあります。
BGMの自動演奏を指定していれば、同時に流れます。
「戦闘背景指定」は、戦闘時の背景画像を指定します。
背景は、地面とその上にのっかるものの2パターンを組み合わせることができます。
「ダッシュ禁止」は、チェックを入れると世界マップの移動時にすばやい移動をしなくなります。
「遠景」では、世界マップの後ろに背景として表示する画像を設定します。
「縦方向にループする」「横方向にループする」にチェックを入れると、背景が自動でループします。
世界マップにタイルを設置する
マップに陸地や山、海、木などのタイルを設置していきます。
まず、ツールバーの「マップ」をクリックして、「マップモード」にします。

マップの設定の「タイルセット」で指定したタイルセットが左側に表示されているので、マップに配置したいタイルをクリックして、右側のマップ上でクリックしていくと、配置されます。
ドラッグすると同じタイルが配置されていきます。
ひとつ前に戻す場合には、[Ctrl] + [Z]を押します。
なお、タイルは「A」「B」「C」「R」の4つのタブがあり、それぞれ異なるタイルが格納されています。
今回は下のようなマップをつくりました。

関連記事