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Photoshopで手書きイラストを読み込んで着色できる状態にする

Photoshopで手書きイラストを読み込んで着色できる状態にする方法です。
具体的には線画のイラストを読み込んで、白黒の状態にして、白を透明化します。

Photoshopに手書きのイラストを取り込む」でも線画イラストを読み込んで背景を透明化して着色しましたが、今回は背景を透明化するまでの作業を前回よりも簡単に行えます。

Photoshopで線画イラストを読み込み線以外を透明化する

1.線画イラストを取り込む

事前に画用紙などに線画したイラストを、スキャナやスマホのカメラで取り込み、JPEGデータにしておきます。
そのJPEGデータをPhotoshopにドロップします。

ドロップした状態ではまだ白い部分もグレーがかっています。

2.白黒をはっきりさせる

「イメージ」→「色調補正」→「明るさ・コントラスト」を指定します。

明るさとコントラストを調整して、白い部分がより白く、黒い線がより黒く見えるように調整して、「OK」をします。

「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」を指定します。

レベル補正では3つの▲を動かして白がより白く、黒がより黒くなるように調整します。

ここまでの状態で拡大してみると、一見白黒に見えていた画像も、若干赤や青のドットがあることがわかります。
これらをすべて白黒にします。

「イメージ」→「色調補正」→「白黒」を指定します。

白黒の設定は特に変更せず「OK」を押します。
これでカラーがすべて白黒(灰色)に統一されます。

さらに、「イメージ」→「色調補正」→「2階調化」を指定します。
2階調化をすると、灰色をなくし、白と黒のみにします。

2階調化のスライダーを一番右に動かすと黒が多くなります。
当初の線画から、線が太くなりすぎないようにスライダーを調整して「OK」をクリックします。
※この場合は一番右側(しきい値255)にするとちょうどよかったので、一番右側にしました。

レイヤーパネルを右クリックして、「背景からレイヤーへ」を指定します。

「選択範囲」→「すべてを選択」を指定します。
※Ctrl + Aでも代用できます(Windowsの場合)。

「編集」→「カット」を指定します。
※Ctrl + Xでも代用できます(Windowsの場合)。

この状態で、「ウィンドウ」→「チャンネル」を指定します。
※レイヤーパネルに「チャンネル」と表示がある場合は、切り替えられます。

チャンネルパネルの右上のメニューから、「新規チャンネル」を指定します。

アルファチャンネルが生成されるので、そのチャンネルを選択した状態にして、「編集」→「ペースト」を指定します。
※Ctrl + Vでも代用できます(Windowsの場合)。

以下のような状態になります。

「選択範囲」→「選択範囲を読み込む」を指定します。

「選択範囲を読み込む」ダイアログボックスが表示されたら、「反転」にチェックを入れて、「OK」をクリックします。

以下のように、線の部分だけが選択された状態で範囲指定が読み込まれます。

レイヤーパネルの右上のメニューから「新規レイヤー」をクリックします。

「編集」→「塗りつぶし」を指定します。

「塗りつぶし」ダイアログボックスでは、「内容」を「ブラック」もしくは「カラー」で黒に指定します。
「透明部分の保持」のチェックは外して、「OK」をクリックします。

背景色が透明の線画が完成しました。

次に背景に不要な黒い点などの汚れが残っている場合があるので、それを取り除く処置をします。
「レイヤー」→「レイヤースタイル」→「境界線」を指定します。

「レイヤースタイル」の「境界線」が表示されます。
サイズとカラーをわかりやすい値に変更します。
位置は「外側」にして「OK」をクリックします。

以下のように線画の部分に枠線がつきます。

今回は余計な汚れがなかったので、何もしませんが、ここで小さな黒い汚れがあると、赤い枠線で囲まれてはっきりとするので、それを消しゴムツールなどで消していきます。

すべて消したら、再度「レイヤー」→「レイヤースタイル」→「境界線」を指定し、「境界線」のチェックを外して、赤い枠がない状態に戻します。
※もしくは、レイヤーパネルで、レイヤースタイルを右クリックして「レイヤースタイルの削除」でも構いません。

次に、「自動選択ツール」で線画の周りを選択します。
「選択範囲」→「選択範囲を反転」を指定します。
線画の絵のみが選択された状態になります。

「イメージ」→「切り抜き」を指定します。

線画の余計な余白が切り取られた状態になります。
これで完成です。

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