pagefile.sysの削除と再作成
Windowsではメモリが足りなくなった場合に、pagefile.sysというファイルを仮想メモリとして使う機能が備わっています。
このpagefile.sysはcドライブ直下にあり、非常に大きな容量を確保しています。
Windows10では標準で32GBの容量を確保しています。
pagefile.sysが断片化してしまうと動作の低下につながることがあります。
ここでは、pagefile.sysを一旦削除して復活させることで断片化を修正する方法を説明します。
pagefile.sysを削除する
Windowsマークを右クリック→「コントロールパネル」
又は、
Cortanaで「コントロールパネル」で検索して、
コントロールパネルを表示します。
「システムとセキュリティ」をクリックします。

「セキュリティとメンテナンス」をクリックします。

「システムの詳細設定」をクリックします。

「詳細設定」タブの「パフォーマンス」項目の「設定」をクリックします。

パフォーマンスオプションの「詳細設定」タブを開き、「仮想メモリ」項目の「変更」をクリックします。

仮想メモリの「各ドライブのページングファイルのサイズ」項目で、ページングファイルのサイズが設定されているドライブを選択します。
(ここではFドライブですが、通常はCドライブになっています)
「ページングファイルなし」にチェックを入れて「設定」をクリックしてから「OK」をクリックします。

コンピュータを再起動します。
pagefile.sysを作成する
pagefile.sysを削除したままだとWindows7以降では不具合が出たり、アプリケーションによっては動作しないことがあるので、pagefile.sysを削除した後は復活させておきましょう。
上記「pagefile.sysを削除する」の手順で「仮想メモリ」ウィンドウを開き、ドライブを指定して「ページングファイルなし」から「カスタムサイズ」にチェックを移動します。
「初期サイズ」と「最大サイズ」は同じにしておいた方がよいらしいので、同じ値を入力します。
入力する値は削除する前と同じにしておきましょう。
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