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裏地付きファスナーポーチの作り方(手縫い編)

裏地のあるファスナーポーチを手縫いでつくります。

寸法

  • ファスナー20cm
  • 表地2枚(24cm × 24cm)
  • 裏地2枚(24cm × 24cm)
  • タブ

手順

表地になる布を裏側にして置きます。
ファスナーを裏側にして布の左右中央、上端に配置し、待ち針で止めます。

このとき、ファスナーの両端は内側に折りたたみ、布ごと待ち針で止めます。

この上から裏地の布を、表側を上にして重ねます。
このとき表地の待ち針をはずしつつ、表地+ファスナー+裏地にまとめて待ち針を打ち直します。

表地+ファスナー+裏地をまとめて、縫います。強度を増すために本返し縫いにします(参考:本返し縫いで強度を増す)。

裏返しにすると以下のようになります。
この方法だと、表地と裏地を一度に縫い付けることができるので手間が省けます。

表地を折り曲げると以下のように縫い目が隠れます。

ファスナーの反対側も同じように、表地+ファスナー+裏地を縫い付けます。
ファスナーの両側を縫って表地と裏地をそれぞれ折り曲げると以下のようになります。

裏地側から見ると以下のようになります。

ファスナーの両端を、かがり縫いで表地+ファスナー+裏地ごと縫い、ほつれないようにします(参考:かがり縫いで端の始末をする)。

裏地だけ2枚合わせて端の部分を縫います。このとき、底に当たる部分の一部を縫わずに開けておきます。

ほつれないように、端の始末をかがり縫いでします。

ここでいったん本体を置いておき、タブをつくります。
タブの布の長辺の両側を内側に折り、さらに中央から半分に折った状態で待ち針をうち、縫っていきます。

タブを表地に縫い付けます。
多少ひっぱっても取れないように、強度を増すために、まず表地の裏側の上にタブを待ち針で止めて、表地(1枚)とタブを縫い付けます。
このとき、四角形に縫い付けると強度が増します。

この要領で反対の布にも縫い付け、さらにもう一方の端にもタブを縫い付けます。

以下のような状態になるようにタブと布を縫います。

今度は表布同士を縫い合わせていきます。
表布を裏側が外側にくるように重ねます。
タブは折り曲げて表布と表布の間から内側に出るように織り込みます。
この状態で表布+タブ+表布をまとめて縫っていきます。
そのまま表布の外周をすべて縫います。

表布で端の始末が必要な部分にかがり縫いをします。

裏布の底の縫わなかった部分から手を入れ、表布をその穴から引っ張り出します。

全部引っ張り出すと以下のようになります。

内布の底に当たる部分が開いたままになっています。

この開いている部分を内側に織り込み、爪でしっかりと折り目を付けます。

コの字縫いで開いている部分を縫い合わせます。
まず一方の折り目の山から糸を出します。

次にさっき通した糸を、反対側の折り目から出すように縫います。このとき横の位置は同じ場所です。

そのまま横に針を進めて出します。

そのまま垂直にもう一方の布の折り目から糸が出るように縫います。

これを繰り返すと縫い跡が見えないように縫うことができます(以下の写真では糸が少し見えてしまっていますが、実際は見えないようにします)。

これで表布も内布も縫い合わることができました。

あとは、裏地となる内布(白い布)をファスナー部分から表布の中に入れます。

ファスナーの中を見ると、内布が見えます。

ファスナー部分を見ると、きちんと端まで縫い付けてあります。

これで裏地付きファスナーポーチが完成しました。

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